第四部・聖魔創世編(12〜40巻)
場所
出来事

巻数

1993.春
東京

スパズグにより開発中の、データに変換された妖魔が私立講華女学院に送り込まれる。
八雲、ニコニコ食パンとして構内に侵入し、綾小路葉子を監視する。
河原崎美幸、データの妖魔を育て始める。
浅井夏子、私立講華女学院に教育実習へ行く。
夏子とドンちゃんが出会う。
データの妖魔によって大量の、動物や人間の精気が食われる。
データの妖魔消滅。
ドンちゃんがオカルトにハマる。

12

八雲とパイ、ファーストフード店でアルバイト。
綾小路葉子が少しずつ覚醒し始める。
八雲と葉子がJRうにだいら駅で再会。
綾小路の記憶が戻らないまま化蛇の力が暴走。三只眼がアバラを折られる。
紅娘召喚。
綾小路、スパズグに捕まり操られる。
鬼眼王の余命が今のままだと後半年であることを知る。
綾小路、化蛇・綾小路ぱいの記憶を取り戻し、今の自分の立場を理解し八雲たちの仲間になる。
化蛇は八雲にイギリスへ行くように教える。
八雲と綾小路とのキスの現場をぱいに目撃される。

日本(温泉)

三只眼、温泉で湯治。
スパズグの片腕からその昔ベナレスを封じた魔道士の名前が「マドゥライ」であったことを知る。

1993
イギリス(ウェールズ)

八雲とパイ、「マドゥライ」を捜索する。
ペキンパーと出会う。
パイ、八雲の言葉に嫉妬。
「マドゥライ」の末裔の情報を得て一行はロンドンへ行く

13
イギリス(ロンドン)

スパズグの手下アヴァンクにより人体自然発火事件が多発。
八雲と美星再会。
化蛇の助言でアヴァンクを倒す。
モルガン(マリア)-コネリーが「マドゥライの末裔」であることが発覚。
八雲&パイ、ショーン-コネリー(ベム-マドゥライ)と出会う。
スパズグが鈴々の姿をとってコネリーに近づく。

八雲とスパズグとの交戦中、ベム-マドゥライ(コネリー)の記憶が戻る。
パイは八雲に内緒で鬼眼五将の行に行くことを決意し、旅立つ。

14
チベット(パドマー寺院)

パドマー寺院一派がカルキの聖櫃を発掘するがパルジャニアのクシャスタリ国王に没収される。

パルジャニア共和国

ハーン・亜栗、ビシュヌ復活を目論む王政派(グルミット-サルラーマら)に捕らえられる。

綾小路、ハーンからの手紙を持って八雲を訪れる。
八雲と綾小路、パルジャニアへ行く。

ハーンたち術士はヴィシュヌ神復活の儀式を命じられる。
王政派の兵士たちが石棺を切断し始め封印が解ける。
綾小路&婆さんが王政派に捕らえられる。
八雲、王政派の建物内でナパルバと再会。
カルキ復活を阻止するためハーンたちが結界をはるが破られ、カルキが完全復活する。
カルキ暴走。カルキによってクシャスタリ国王死亡。
綾小路とナパルバ再会。
八雲、カルキ相手に苦戦。

八雲、光牙を曲げることに成功。
サルラーマがカルキの精気を吸い尽くそうとするがけた違いの量に失敗。
サルラーマ、婆さんに撃たれる。
カルキの攻撃で婆さん死亡。
ハーン、右腕を失う。
サルラーマ、八雲たちを見て改心し、自らがカルキと合身して鎮める。
ナパルバ、政府軍の協力を得て聖櫃をパドマー寺院へ持ち帰る。
亜栗を忘れて八雲たちロンドンへ戻る。

15
イギリス(ロンドン)

ハーン、綾小路に惚れる。
八雲、假肢蠱を手に入れる。
假肢蠱でハーンの右腕を補う。
綾小路、日本へ帰る。ハーンもサルラーマの鍵を携えて綾小路を追って日本へ。

ネパール(水将塚)

パイ、ベム・マドゥライ立会いのもと鬼眼五将(水将)の行に励むが完了寸前のところで失敗しパイは衰弱、のどをやられ、マドゥライは瀕死の重傷を負う。
2人は塚守のココに拾われ、マドゥライを助ける代わりにパイはココとの結婚を約束させられる。

イギリス(ロンドン)

八雲、プログラムのベナレスを倒しパイの所在をつかむ。
八雲、陳と共にネパール入りする。

ネパール

パイとココの結婚式が執り行われる最中に八雲と再会。
八雲、水将塚を発見。ココと対面。
パイ、ココに襲われかけ、アバラをいためる。
パイと八雲、改めて再会する。
100年前に村を襲ったのがココの仕業だということが判明する。

ココ、暴走して巨大化。
ベム復活。八雲はベムからパイの気持ちを聞き事の真相を知る。
ココ、村を襲い暴れるがパイによって鎮められ仲間に加わる。
ココの協力でパイ、水将の力を手に入れる。

16

三只眼とベムは水将の力の衰えを不審に思い調査すべく八雲と三只眼が龍脈へ潜る。
三只眼たち、鬼眼王(聖魔核)とベナレスの衰えを知る。
八雲一行、ハーンたちを追ってパキスタンへ移動。

パキスタン

ハーン、綾小路、ママ(真行寺君江)一向はサルラーマより譲り受けた鍵を持ってグルミット家の宝物庫を訪れる。
假肢蠱ハーンの腕についてより初始動。

八雲一行、ハーンたちと合流。
綾小路より「魔口の巣」について知る。
八雲、哭蛹を得る。

聖地

パドマー寺院より聖地入り。
ベムよりベナレスの本性および5000年前の封印について語られる。
ガルガの幻術によって三只眼が眠りにつく。
ココ重傷を負う。

ベムはガルガの攻撃により瀕死の怪我を負う。
ベムと八雲とパイとココは魔口の巣を下る。
ハーン、綾小路に告白し損じ2人ともスパズグに捕らえられる。

魔口の巣

八雲ベムによる操演術でガルガを追い詰める。
八雲、パイの危機により無限の力を発揮し封現魔神でガルガを大地に封印する。
八雲、ベムより呪文操作球を受ける。
ベムとエルの関係が明かされる。
ベム-マドゥライ死亡。
八雲ら、ベムを魔口の巣にて埋葬。
龍皇城へ向かう。

17
龍皇城

ハーン、スパズグに綾小路との交換条件でス呪文破壊文(スペルウイルス)を八雲に飲ませるよう脅迫される。
八雲ら龍皇城到着、ベナレス(偽者)に遭遇。
八雲らは逃亡したベナレスをハーンと共に追う。

ハーンは八雲に呪文破壊文を飲ませ、八雲の術は乱発する。
ハーンは綾小路を助けに行く。
八雲、(偽)ベナレスを倒す。
ハーン辛くもスパズグを倒す。
三只眼、八雲を認め自ら八雲に呪文破壊文移動の術を施し、八雲の代わりに呪文操作球を受ける。
八雲一行、聖魔核がないことに気づく。
エル-マドゥライ(偽者)と遭遇。
八雲、ベナレスと再会。先ほど自分が倒したのが偽者だと知る。
スパズグ以外の九頭龍将(舞鬼・DD・タリスマン・アンプラル・アガシ・パイクなど)登場。
八雲、別れを決意し三只眼に告げる。
八雲、ベナレスを追い詰め聖魔核を奪うがベナレスに無限の力が生じ壊せず。
三只眼、八雲、ココらは龍皇城が月面である事を知り絶望する。

18

ベナレスと八雲、呪的命綱で結ばれる。
八雲がベナレスに魔現封神をかけ、ベナレスはもとの龍神の姿を現すが月面では精の許容量が足らず封印に失敗。
龍精波や禁術の崩壊にまきこまれ、九頭龍将は舞鬼・DD・タリスマン以外は死亡。
哭蛹初発動。
ベナレス、もとの姿に戻る。

19
聖地

八雲たち、聖地へ帰還。

東京

タイからの術士(モーピー(魔物使い))である不法労働者たちがマフィアに襲われる。
カティ、四谷啓一郎を訪ねる。
生き残りのククリット・スウィーチェア(ソポン)が不法斡旋業者に復讐を企てるが妖撃社の介入により失敗・死亡。

チベット(パドマー寺院)

八雲、哭蛹と魔現封神の修行をする。
八雲、ハーンのラブレターを間違えて受け取る。

東京

神山依子が”降魔の法”にて思念獣を呼びだす。
ドンちゃん、オカルトに本格的にハマる。
廃ビルでの滝沢清美によるイジメが原因で依子が再び思念獣を呼びだし、滝沢を幼児化させてしまう。
新宿で龍が女子高生に封じの呪符を3枚売る。
「MISTERY CAFE 輪廻」にて呪符を刻まれそうになった依子が再び思念獣を出し、破壊活動をする。
綾小路が思念獣と戦って傷つくが、思念獣の正体がわかり依子に決着をつけさせ思念獣が消える。

滝沢清美が外泊禁止と一ヶ月小遣い抜きを両親から言い渡される。
ハーンが綾小路へのプロポーズに失敗。依子の思念獣が再び暴れる。

20
チベット

八雲、パイが変わったことを知る。

東京・新宿

3人目の三只眼捜索のために各地でベナレスの手下が動き回る。
憑魔一族が総力を挙げて”鬼眼五将”の地を調べあげる

ベナレス、舞鬼、D・D、タリスマンらが姿を現し空一面に強烈な邪気が渦巻く。
龍が邪気を払おうとするが失敗。一行はベナレスらが来たことを確信する。
綾小路が舞鬼に拉致される。
ハーンが街中でタリスマンに仕掛け、大騒動になるが依子の思念体によって辛くも脱出する。
このとき依子の能力が他人の思念をも具現化できることがわかる。
ハーンがママに睡眠薬を盛られる。

「MYSTERY CAFE 輪廻」から綾小路が捕らえられている場所へ依子の思念体(タリスマン型)を送り込む。
ハーンが先走って作戦失敗。窮地に立たされる。
ママが呼んだ八雲が太歳の昆侖から東京に戻り、皆を助け出す。
八雲たちの動向がベナレスにばれ、八雲は亜空間行きを決意する。
八雲、ベナレスから獣魔の卵を3つもらう。

三只眼が依子の力をバージョンアップさせる。
八雲がパイの決意を聞き、必ず3人目を探して帰ってくることを誓う。
ベナレス、人化の法の準備に取り掛かる。
八雲、ベナレスからもらった獣魔「石絲」「闇魚」「タオシー」と契約。
八雲、パイの思念体と共に亜空間へ旅立つ。

21

チベット

”三只眼”の創った「合身抑止」の法によってグプターの娘が誕生する。

亜空間(アンダカ)

パイと八雲が亜空間ではじめて生命体(ランクDと竜骸兵)に出会う。
八雲とパイ(思念体)が離れ離れになる。
八雲、ベナレスにもらった獣魔の能力を教わる。
ベナレス、力を蓄えるために眠りに入る。
八雲、球城アマラを発見。中に入る。

球城アマラ

八雲ルル、キールと出会いその後街におりる。
八雲がルルに名前をつける。
八雲とルル、ネグローニの工房へ向かう。

八雲、ネグローニに”スペル・ドラッグ”を飲まされる。
アンダカの2人の女神、ウシャスとラートリーの存在が明らかになる。
八雲が礼拝堂の像を見てウシャスが三只眼吽迦羅であることを確信する。
水路を使って八雲と精鋭隊が奈落迦へ行くことが評議会で決定となる。
アマラに異変が起こり放電が止まず”闇の刻(よる)”が明けなくなる。

水路・憲兵専用出入口ともに通行不可なことがわかる。その間に臣民街にアマラの使いが姿を現す。
ネグローニがランクDと共に評議会に逆らって八雲たちを止めに奈落迦へ向かう。

22

球城アマラ(外殻)

処分場にてキールの腕を酒精球ごとマザーに飲み込まれる。
パイ(巨大化)と八雲、再会。
マザーを眠らせ、キールの腕も奪還。
八雲キールの腕を治すため、タオシーで無防備になっているところをネグローニに捕らえられる。
八雲らはネグローニに球状アマラの神民の組成を知る。

奈落迦へ行くことを渋っていたネグローニがアマラの使いに襲われたのをきっかけに同行を決心する。
奈落迦へ降りる途中でアマラ(思念体)が現れる。

球城アマラ(奈落迦)

八雲一行、奈落迦へたどり着き、法鎧の中でラートリーの幻影と対話する。
シャンデー・ガフに助けられ、ラートリーの水牢に案内される。
ラートリーに拒絶され、その後シャンデー・ガフに球状アマラの成り立ちとラートリー幽閉までのいきさつを聞く。
水牢のカギを求めて旅立った八雲とパイが理性の炎の中に突っ込み、108つの「理性の炎」と1つの「戒めの炎」があることを知る。
光牙が「戒めの炎」の虜となる。
パイが呪錠に捕まり、飲み込まれる。
八雲、呪錠を手に入れる。

23

ルル、スペルドラッグを飲んで変身する。
思念体のパイ、呪錠の中で”安全装置”と出会う。
呪錠が発動し、ラートリーの封印が解かれる。
同時にパイが自分の思念対を利用して”安全装置"の体を作る。
外殻にとどまっていたアマラの実体が初めて奈落迦に降りる。
ラートリーの一度目の呼びかけにウシャス答えず。
キール達が法鎧を攻撃。アマラ(実体)がそれを襲い神民たちが瀕死になる。
八雲が法鎧の中心に向かうのを阻止するため、シャンデー・ガフが立ちはだかる。
その隙にパイが一人法鎧の中心へ行き、攻撃を開始する。

24